機動戦士ガンダム 水星の魔女 1クール目の感想
機動戦士ガンダム水星の魔女。
途中から相当重い話だと思ったけど、1クール目の最終話はぶっ飛んでた。
特にラスト。
あれは子どもが見たら衝撃的だろうし、大人が見るほうがインパクトがデカいだろう。
ネタバレになるがそのラストのシーンというのは「ハエ叩き」と呼ばれている、
モビルスーツの手で生身の人間を潰すシーン。
◆ガンダム作品では人が死ぬことは多いけれど、銃などの武器ではなくモビルスーツ本体で直接モビルスーツ等に乗っていない人間を殺害する描写はなかなかない。
さらにそれを行ったのは主人公。
明らかにこれまでのガンダム主人公とは違う。
ヒロインを助けるための行動で、あの場では合理的な手段だった。とはいえ斜め上の描写。私はそのシーンを見て笑ってしまったけれど顏は凍り付いていた。
宇宙であるがゆえに潰れた人間の腕が漂う。それがゆっくりとヒロインに当たる。主人公はヒロインを助けることができてニコニコ😊
学園が舞台の作品からは考えられないグロさ、気味の悪さ。
……よくこんなシナリオ思いついて実行したな。(褒め言葉)
◆ガンダムといえば戦闘シーンや人間模様、それぞれの正義の考え方が見どころだと思うが、水星の魔女はやはり人間模様が一番。
倫理観について考える、謎部分の考察をする。これも醍醐味になっている。実際YouTubeで考察動画がたくさん出ていて面白い。
2クール目が楽しみ。
1クール後半から新たな勢力も出てきて不明点も少しずつ明らかになってきたけど逆に新たな謎も出てきた。
世界観やバックストーリーの真相を知るのが楽しみ。
また最後はハッピーエンドになるのかバッドエンドになるのか…… バッドエンドは嫌いじゃないけど、そのときは納得いく完成度で気持ちよく見終わりたい。(何をもってバッドエンドというかは人それぞれな気もするが)