皮膚科と検査結果 TARCの数値(重症度)がやばかった
皮膚科に検査結果を聞きに行ってきた。
と、その前に。前回の皮膚科の話を読んでくれた方に感謝。コメントも頂けて、同じように肌や皮膚科に悩んでいる人がいるんだな、と元気をもらえました。なかなか身近にアトピーが治らないとか皮膚科への不満を持っている人っていないから、そういう気持ちを共感できるっていいなと思いました。
話は戻りまして検査結果。血液と尿の検査。
肝臓やら糖尿やらの問題はなし。健康だった。
続いてアレルギーについての結果。⇩検査内容はこんなの。
■《非特異的IgE RISUT》と《特異的IgE》
・非特異的IgE RISUTはIgE抗体の総量をみるもの
・特異的IgEは推定されるアレルゲンを調べるもの
◆非特異的IgE RISUTは基準値が170以下。
結果は1600
多すぎ。強めのアレルギー体質ってことらしい。
◆特異的IgE 今回「VIEW-39」という測定法で、39項目の検査。
(室内塵、食品、動物、イネ科植物、真菌、寄生虫、ダニ、樹木花粉、昆虫、雑草花粉、職業性、その他) VIEW-39とその項目については別で詳しく書きます。
新たに分かったのは「真菌(カビ)」。 ハウスダスト、ダニがそこそこ重めのアレルギーだったが、それを超える数値。
一番強かったのが「マラセチア」。どこにでもいる普通の菌。免疫が弱ると悪さをするやつ。なかなか怖い。
◆食べ物のアレルギーは幸いなかった。ゴマ、エビは疑陽性だったが、気にするレベルではないそうで安心。
数値はあと2つ。
■好酸球数 基準値は70~440
結果は1000
好酸球というのは白血球の一種。炎症を起こしている場所で敵を攻撃。アレルギー、喘息、寄生虫症、蕁麻疹などで増加する。
好酸球の働きが過剰になると、臓器を傷つけたりアレルギー反応を引き起こす。通常の3倍の数値を超えたら血液内科で治療が必要。
これも多かった。それだけ体内で炎症が起きていることが数値でわかったのは精神的に大きい。3倍はいっていなくて一安心。
■TARC 基準値は成人で440以下
結果は16600
「ターク」や「タルク」と読みます。
TARCとは、アトピー性皮膚炎の重症度評価に用いられる検査値。目では見えない炎症の程度を数値で可視化できるもの。
とんでもなく高い。基準値の約37倍。先生も「万超えてるんですよね……」と軽く驚いた様子。
そりゃこんだけ高けりゃ自力じゃ無理だよな…… ただ治療前の数値だから、薬でだいぶ良くなった今は少し下がっていると思う。
検査結果以外にも薬の話もした。
副作用かわからないが湿疹が出ていた。寝る前の薬に副作用の可能性があること、痒みがまだ少しあり炎症がまだまだ強いことを踏まえて別の薬を出してくれた。
とりあえず皮膚の傷を無くすことが最優先とのこと。私が勉強した内容と同意見だったこともあり強い薬を使うことには抵抗はない。(上から目線な言い方になってるけど勉強内容が正しくて安心した)
悪化した肌をよくするにはその段階に合った治療・ケアが大事。今は薬に頼りつつ、ワセリンで保湿するのが一番だろう。
半袖を着る夏までには寛解したいところ。