この1年でプレイしたゲーム その3
【ライザのアトリエ1,2,3】
【ユミアのアトリエ】
【ソフィーのアトリエ2】

一度プレイしてみたいとは思っていたアトリエシリーズ。(わかりやすく名称は省略します)
ライザから始めて、ユミア、ソフィー2の順にプレイ。全てPS4版。
やはり歴史あるシリーズにはどこか光るものがあるのだと感じた。
錬金術で調合するという他にはないような設定とシステム。
ゆるめの雰囲気のRPGはやらないし、作業感が強い印象で、そこまでハマりはしないだろうと思っていたけれど意外とハマる。
ネタバレはなし。
・ライザのアトリエ1
一度やってみたかったアトリエシリーズということで、ライザを初めてに選んだ理由はアニメが面白かったから。
色々調べたけれど、他のアトリエシリーズよりも冒険感が強い、制限時間を気にしなくいていいという情報を見たのも一つ。
ライザといえばで有名なのはあれ、太もも。内容を知らない人はそっちのイメージが強いまである気がする。個人的にはそこは決め手にはしていない。(プレイすると良さはわかったけれど)それよりもライザの声が魅力的。
◆物語は冒険
田舎から外の世界に飛び出すようなワクワク感。
女主人公ライザが幼馴染の少年2人を巻き込んで冒険を始める。
冒険だけど世界観はややゆるめ。
普通の少年少女が冒険を始めるというだけあり命がけなところはあるが、ステージの雰囲気はやわらかい。
何より敵キャラがかわいい。スライムに似た敵もいるけどもっとかわいい。倒すのに罪悪感を覚えるほど。
そんな雰囲気だからあまり緊張せずストーリーは進められる。
難易度を細かく選べるのも助かるところ。戦闘が面倒ならイージーにすれば戦闘は短時間だしレベリングしなくて済む。
◆キャラクター
主人公ライザが猪突猛進で行動力がある。周りが振り回されたり悪い結果になることもあるが、憎めないキャラクター。
人間らしさ、まだあどけない少女感、人情、情熱などが魅力になっている。
他にライザほど濃いキャラはそういないが、総合的にバランスが取れている。主人公たちのまだ大人に反抗したくなる年齢と、裏では様々なことを考えての言動のその大人たちとの対比もいい。
(余談、昔はこういう話は子ども目線だったのに大人の気持ちもわかるようになったことに感慨深さを感じる。30歳過ぎても十分楽しめるゲーム)
◆錬金術
素材を採取してアイテムを作る。例えるならマイクラでアイテムや武具を作るのに近い。(あくまで近いシステムでの例え)
ライザのシリーズの場合は、決められた素材を順番に投入していき、目的のアイテムを作る。
クオリティによって効果や威力が変わる。頑張れば序盤でも戦闘で威力に困らない武器を作れる。
◆採取
同じ原料でも採取する道具で採れるものが変わる。(例えば同じ木からでも、木の実、樹皮、木材など)また、特定の道具じゃないと得られない素材も多い。
「材料集めんのめんどそー……」って思ってたけれど、思ったほど作業感はない。道すがら何か拾う程度の間隔。新しい素材をゲットしたときはワクワクする。
◆音楽
郷愁を誘うようなリラックス効果がある。爽やかさも。
特に調合のときの音楽が落ち着くため、気付けば長時間調合してたりうたた寝してたり……
ユミアとソフィー2との比較になるが、それらよりも郷愁的。その2作品は戦闘BGMが印象に残っている。
好みだろうけど、私はライザのシリーズを通して郷愁的な音楽がより心に残っている。聴くと落ち着いたり、切なくも温かいそんな音楽。
プレイ時は気付かなかったけれど、1には神田沙也加さん歌唱の曲がある。
・ライザのアトリエ2
◆物語は1の3年後。
ライザは幼馴染の1人、タオに呼ばれて王都へ。
1とは舞台が変わり、田舎から都会へ引っ越した感覚。新キャラも増える。
3年という月日は大きなもので、キャラクターたちの変化を楽しめる。新たな一面も見える。
◆ダンジョン
謎や大昔なにがあったかを紐解きながら探索。
ただストーリーが流れていくわけでなく、プレイヤーが考えるシステムになっており頭に入ってきやすい。情報の欠片を集めて繋ぎ合わせて完成させる感じ。
ただこれは賛否あると思う。個人的には欠片の量が多く感じた。もう少し少なければより楽しめただろうけど、ストーリーと噛み合ってるし面白い作りだとは思った。
◆評価
ざっと調べた感じ、2の評価は1と3に比べて低め。
たしかにとあるキャラクターの必然性や、なんとなくの物足りなさは感じる。
とはいえ私は言うほど気にならなかった。1が気に入った人には2も勧められる。
ストーリーは1から経過した時間、キャラクターの変化と成長を感じられて楽しめた。
システムも1から改善されて快適になった。
あと動物はやっぱずるい。癒しや感動が強くなりやすいよね。(褒めてる)
OPが一番印象に残ってるのは2。
・ライザのアトリエ3
◆物語
故郷の島の周りに現れ、悪影響を及ぼす群島の調査をすることに。
このシリーズの錬金術の深掘り、決着になる。1,2で残ってた謎も解消。
群島の謎の扉の解明のため、各地を巡る。地方の数が多いしマップも広いからかなりのボリューム。
物語としても集大成のため、話のボリュームもある。
ストーリー進行、操作性などの問題点は多々ある。
やや本筋から逸れるようなメインストーリーもあったり、中身のないサブクエが多すぎ。それに伴った移動が七面倒なことなど。
キャラクターたちは青春を懐かしんだりしつつまだ大人になる一歩手前くらいの時期。将来どうするかなどの葛藤は見応えがある。このシリーズらしいまっすぐで温かく眩しいシナリオ。
キャラクター同士の会話も多く、関係性がしっかり描かれていた。入り込めるし感慨深さもある。文句なし。
◆キャラクター
パーティーメンバーが11人。
なんといっても1から登場しているボオスがプレイアブルになったのは感動。1からやってると「遂にかー!」って。
2からは1人しか続投しないのは残念。
ただ、新キャラの魅力は高い。メインで使いたいキャラを定めるのに苦労した。
◆フィールド
オープンワールドまでいかないが、かなり自由に動けるようになった。
シームレスにフィールドを移動できる。
過去作のマップも区切られずロード挟まず移動できるのは進歩を感じた。
全体マップは見づらい、使いづらくなった。
拠点とは別に、キャンプで料理ができる。ただし使うことがないから無駄に思えた。
◆操作感
1、2ときて3は操作感が大きく変わった。
初め馴染めなくてやめようかと思ったくらいだが、序盤を終えてようやく慣れ、それからはあまり気にならなくなった。
採集や移動など便利になった部分もあるし、2まで楽しめたのなら3をクリアして見届けて欲しい。慣れるまで少し我慢。
◆戦闘
スタイリッシュかつダイナミックに。
サクサク進むため、戦闘は最低限の回数と時間で済ませたい私にとってはストレスが減った。
ただ戦略性は減ったかもしれない。そこは好み。(⇩の鍵で戦略を補ってる印象)
◆新システムの鍵
鍵を作れるようになった。今作のまさにカギ。
物語でも重要だし、戦闘、調合でも使える有用アイテム。
ただ少々面倒くさいしわかりづらい。高難度ややり込みする人は必須だろうが、最悪面倒ならやらなくてもいい。
とはいえ慣れるとかなり便利な代物。やってみてれば理解できるため、使用推奨。敵から鍵を作るのが結構楽しかった。
🔴ライザの総合まとめ
◆音楽 2
1と迷ったけど2がより郷愁的で落ち着く音楽で好みだった。なんとなく砂漠を感じるような。けれど日本人の琴線に触れるようなところもある気がした。
全体的に親しみやすくポップな雰囲気というよりも、壮大でかっこよく本格的な印象を受ける。
特に激しめの曲で差が出る。2のはいい意味でアトリエのゆるい雰囲気を感じないくらいしっかりロックっぽいかっこよさ。ほんと楽器がカッコいいんよ。(もちろんアトリエっぽい落ち着くBGMもある)
まずドラムが激しい。ギター、ベースも部分的に激しくカッコイイ。けれど緩急がしっかりして、木製の笛(?)だったりアコギだったりが他の楽器と気持ちよく合わさって、カッコよくも郷愁的になっている。
◆ストーリー 1
テンポなど総合的に考えると1。ただ、2も悪くなかったし、集大成としての3も読(プレイ)後感は良かった。
1が気に入れば3までプレイしたくなるそんな作品。
1つの青春を見終えたような、胸に来る内容と終わりだった。
■DXバージョンが今年の11月13日に発売
これからやるならDX版が絶対におすすめ。
プレイ済みの人でも楽しめる追加要素も多い。(追加要素に興味がなくてもグッズだけ購入も可能)
・プレイアブルキャラクターが大幅に追加される
1 アガーテ、キロ、ロミィ
2 アンペル、リラ
3 クリフォード、セリ、キロ
追加に際して一部追加ストーリーとマップも楽しめる。
プレイアブルになったら嬉しいと思っていたキャラクターたちが追加されている。(ロミィさんは意外だったが嬉しい)
特に1と3が嬉しい。
2の2人はストーリーの進行上や、1で使えたし今作は成長したキャラクターたちだけで戦うってのでプレイアブルじゃなくて納得していた。
それで言うと、1もキャラクターの都合的に主人公たちと一緒に行動して問題ないのか? と思ったが、もし追加ストーリー部分でだけ使えるなら齟齬は生じなさそう。それとも話少し修正して一緒に行動できるのかはわからないが。
3は期待通り。3のとこで書いたが、寧ろなんで使えないんだと疑問に思っていたところが解消されたんじゃないだろうか。
・DLC収録
オリジナル版で配信された有料・無料のDLCが多数追加。
DLCは衣装以外に追加アイテム、マップもあるから、しっかりしたボリュームになりそう。
他にもミニマップが見やすくなったりがあるが、特にカゴ・コンテナの上限解放やカゴの残り容量がわかるようになったのがありがたい。
・ユミアのアトリエ
ライザ、ソフィー2以外は未プレイで動画でしか見てないが、アトリエにしてはダークな話と雰囲気。
◆最も異なる点は、オープンワールドになったこと
フィールドを自由に動けて、ジャンプして高い場所に上れる。なんなら見えるとこはほとんど行ける。
フィールドで銃を撃てる。遠距離から採取できたり、敵に先制攻撃を仕掛けるのも楽。
◆キャラクター
ユミアは20歳超えの女主人公。なかなかない設定だと思う。
しかもいいキャラしてる。年齢相応の物わかりのいい部分がありつつ、クソガキっぽいとこもある。
主人公にお供キャラくっついているのも見ていて新鮮。(ニーアオートマタのポッドみたいな)なおかついいキャラしてる。掛け合いが面白い。
他のメインキャラクターたちもキャラが立っていて魅力がある。各キャラのバックストーリーがとても良い。ネタバレ避けて一言で言えば「重い」。
◆敵
敵キャラがライザに比べてモンスター感が増した。ダークな雰囲気に合っている。
ボスなどの敵のバックボーンがしっかりしており、物語に深みが出ている。
◆錬金術と複製
慣れるまでわかりにくいシステム。ただこの素材じゃなきゃダメっていうことが少ないため楽。(この分類の中の素材から選んでねーって感じ)
複製もとんでもなく楽になったため、素材に困ることがかなり少ない。質の良い素材を1つゲットすれば手軽に大量に増やせる。(道具のレベルを上げる素材だけは集めるのちょっと大変)
装備品の複製も非常に大変に楽。
他のシリーズでは錬金術の仕組みはほぼ謎だが、ユミアでは序盤で説明されている。ユミアの世界ではマナがどうのこうの~。魔術のような印象を受けた。
◆などなど過去のアトリエから大幅な変化があった今作。
私が一言で表すなら、建築ゲー。
個人的に建築がハマりとにかく時間が溶けた。少なくともプレイ時間の5分の1は拠点で建築していた。
様々なパーツが手に入るため、それを設置して建築する。ハマる人はハマる。沼る。
もし続編があるなら建築をより豪華に便利に進化させてほしい。
他のシステムの改善は求めないからどうか建築の幅と快適さ、設置可能数を上げて欲しい。
・ソフィーのアトリエ2
ユミアの後にプレイ。あれだけ自由に動けただけにもどかしさを感じたが、システムがライザと似ていたため、懐かしさもあった。
選んだ理由は評価の高さと、中古ショップでこれしかなかったから。
それと言っておきたいのが、ソフィー1は未プレイ。
◆物語
ストーリーは正直あまり入り込めなかった。1をプレイしていればいくらか違ったかもしれないが、それ抜きにしても作業感があった。
ただ、2から始めてもわからない、置いてきぼりな部分は感じなかった。
面白い設定もあった。
あったけれどそれを活かしきれていない設定もある印象。(自分の祖母の、若い頃の祖母と話したり冒険するのは面白い)
クリアしたときの感想は、やっと終わったー。
2というか番外編という印象。
◆調合
パズルのようで楽しい。
調合システムに関してはソフィー2が一番頭を使うが楽しかった。
◆バトル
戦略性が深い。今回紹介しているアトリエ作品の中で一番。
ただ、バトルは少なくサクッとでいい私的には面倒に感じた。テンポが遅い。装備をかなり強化すればサクッと終わらせられるようになるが、それまでがややストレス。
◆キャラクター
キャラクターについての情報が少ない。今作は時代の異なる人間が集まっているわけだが、それをほとんど感じない。
1の登場人物と関係のあるキャラクターなのはわかるが、ほとんどのキャラクターに思い入れが湧かない。1をプレイしていれば感慨深さはあるんだろう。2やるなら1のプレイは必須な気がした。
主人公も個人的には魅力度が低い。かわいいけど個性が弱く感じた。パーティーメンバーよりサブキャラの方が印象に残ってる。
調合以外はやや酷評になってしまったが、あくまで1未プレイの意見として考えて欲しい。
ざっと事前に調べた印象では、実際ソフィー2はアトリエ好きには評価が高かった気がする。
ライザ以前のアトリエが好きな人には好みなんじゃないだろうか。冒険メインではなく、あくまで錬金術師の生活メインな感じの。
以上 ユミアのDLCが楽しみ